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2009年11月29日

となーす映画評「座頭市」




ようやく
北野版「座頭市」を観ました。

なぜこの人がこの題材を選んだのか
すごくわかりましたね。

殺陣の美学ですよ。
もうその一点だけ。

他のチャンバラとは違う殺陣のオリジナルな美学が、この座頭市シリーズにはある。
それを単純にやってみたかったんでしょうね。
勝新版「座頭市」の殺陣シーンから発想されたと思われるアイディアがふんだんに入ってました。見比ベるとよくわかります。

それが映画の核心であるだけに、
残りのシーンはいかに勝新版とちがうことをするか、に腐心しています
ラストをタップダンスにしたのも、「勝新版とちがうこと」の引き出しを開けて出てきたものでしょう。

しかし正直なところ、
他の人はどうか知りませんが
私にとってはこういうのが
『観客として見る側にとっては何のプラスにもならない』映画、という気がします。

でもこの映画、結構当ったんでしたよね。
よかったじゃないですか。

そんな感想です。


さ、お正月はみんな揃って座頭市ごっこだ!
ラベル:座頭市
posted by となーす at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本映画(おすすめしない) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

となーすTVドラマ評「東京DOGS第一話」

月9初の刑事ドラマ、ということで始まった『東京DOGS』
第一回放送分を観終えたところだ。


一応、「アクション映画(ドラマ)」の刑事もの、
それも『48時間』とか『レッドブル』のような2人組の刑事を主人公にしたストーリー
ということのようだ。
いやむしろ
『相棒』人気にフジがのっかった、というほうが正しいか

いずれにせよ、
『相棒』を作っているスタッフと違い、こちらは、前述したアメリカ製刑事映画の名作からの影響を受けていないようで、
それがいいことなのか悪いことなのかは、よくわからないが、

少くとも
脚本や主演の男子2人の元気のなさが気にかかる出来であった。

観ていて
正直に残念なのは、
小栗も水嶋も芝居があまり上手くないこと。
2人のかけ合いは、このドラマの見せ場になるはずだが、うまく会話がかみあっておらず、テンボが悪い。

美しい顔立ちの2人を一緒に同じ画面に立たせれば、きれいな絵が出来上がるだろうとの作り手たちの思惑とは裏腹にガチャガチャした汚い画面になっている。
そういうところがドラマの面白いところで、
やはり生身が演じるものは生物(なまもの)だということなのだろう。

最近は“コント風″セリフが平然と出てくる脚本が多いが、
下手な人が書くと、見ていて気持ちがよくない。
世間一般の人たちの日常会話が“コント風″になっているとはいえ、俳優のセリフが一般人のセンスより低い、というのはマズいだろう。
最近の脚本は、一般人より笑いのセンスで劣る人が“コント風″脚本を書くことがあるので、結構興ざめする。

セリフの上手くない脚本を
まじめな主演2人が頑張って演じている、
まとめるとそういう印象だ。


しかし
いくら脚本家の書く“コント風”セリフのしゃベりが上手くなったからと言っても、それじゃただの阿部サダヲになってしまうので、
主演の2人には
そちら方面に能力を伸ばすというより、
もっとのびのびやってほしいなあ、と見ながら思った。
独自の言い回しとか、「らしさ」が回を進むごとに出てくるとおもしろくなると思う。
(毎回ちょっとずつ、2人がアドリヴで作ったシーンを入れてく、とかね。)
結局、何が観たいかって言うと
主演2人が漫才コンビくらい息が合ってくる姿、だからね。

がんばれ!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091101-00000732-bark-musi
ラベル:東京DOGS
posted by となーす at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | TVドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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