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2011年02月14日

アウトレイジ

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皆さん褒め過ぎ。

例えば塚本高史が演じるポン引き。
あれを例えば柳ユーレイがやったとして
他の無名のエキストラが演じたとして何がどう違う?

違わないんですよ。

こういう紋切りが堂々と通用するところがまさに“世界の”キタノ。

演じる俳優が世界のキタノを有難がって出演するのは分かるが、
観客がそれにー緒になって喜んでいる点がまさにマジック。

そう言えば、キタノは車が大好きである。
車という乗り物の安全感みたいなものを偏愛しているようなのである。
『HANABI』辺りからその傾向があるのだが、本当にぴっかぴかに磨き上げられた乗用車があたかも登場人物のひとりかのように大フィーチャーされて映画の画面に登場する。
しかし車が前面に現れてくるこの人の映画はたいてい凡作である。
と私は思っている。

考えてみるとキタノの華麗なるフィルモグラフィーは、
「その男凶暴につき」のあの、えんえんと歩く主人公で始まったのである。

そして映画が変わり主人公が変わるたび、その相棒たる乗り物も主人公のキャラクターに合わせて変わっていたわけである。自転車とかサーフボードとか。

そして、乗り物、という小道具を上手く使えた作品ほど輝いていることが分かる。

もともと、キタノ映画、というのはセリフや芝居で語らない。
だからこそ、こういう小道具が重要だったのだ。
そういうところを黒澤明や淀川長治が高く評価していたのだと思うのだがどうだろうか。

などと常々思っている私には
ぴっかぴかに磨き上げられた乗用車が今回もドーンとタイトルの背景で出てきたとき、『今回も車か』と思うと同時に『何故、こんなにも車が好きなんだろうこの人?』と。

さらに、今回の豪華俳優陣、という趣向は明らかにキタノ映画の本来の魅力、からすると、マイナスに働いていて、
これだけの登場人物それぞれを描き分ける、ほどの筆力がないことがそのおかげでばれてしまっている。
それが冒頭に書いた、結局、誰がどの役やってもよくね?と言う話なのである。
しかもきれいに年齢順で俳優陣のキャラクターの役職も決まっている。
要するにコントの発想の配役なわけ。

ま、そんなわけで、映画の中味もコント。
ヤクザコントの連作の中に出来のよいコントもあればダメなのもある。
タンメンとカッターは面白かったけどへビはどうだろ?みたいな。
この映画で何か語ろうと思ったら、もうそういう切りロしかない。
で、ネッ卜上にあるこの映画に関するコメントも大部分そう言う感じになっている。




たとえばの話

劇場版『ルーキーズ』とこの『アウトレイジ』が2本あって、さあどちらがお勧めか、と言われたとする。
まじめな映画ファンなら『アウトレイジ』を勧めるだろうが、私は絶対に劇場版『ルーキーズ』。TVシリーズを観ていないという方にも“絶対に”“ブレることなく”劇場版『ルーキーズ』をお勧めする。

以上!












ラベル:アウトレイジ
posted by となーす at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本映画(おすすめしない) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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