音楽ダウンロード

2015年09月22日

ジュピター

ウォシャウスキー姉弟の映画は
スピリチュアル色が強い。

今全世界的に空前のスピリチュアルブームなのだが、映画にそれが反映している例が少ない中、この姉弟の映画だけが常にスピリチュアルブームに目配せした映画を送り出し続けている。

実は設定とか世界観に面白そうなアイディアが散見されるのに、映像としては近年のハリウッド映画でよく見かけるSFの域を出ていない残念な作品になってしまっていた。

宇宙で一番価値のある資源は
時間だ

とか、もっと掘り下げて欲しかった

アクションシーンが多すぎるんだよな、それもほとんど新味にかける。

宇宙人の一番下っ端がグレイとかすげえ面白いのに笑

この姉弟の次作はTVシリーズで観たいな笑


ソロモンの偽証 後編

いやー残念
事件の真相が一番退屈だ、なんて笑


ラスト近く
閉廷し体育館の扉が開いて満場の傍聴人が出てくるカットがあるんだけど
一番先頭に出てくるエキストラが
あー、つまんなかったって顔してるんで笑った
そこは映画館で観てる観客とシンクロしたに違いない、あ、あそこにおれがいる、って笑


アマゾンのレビューを見ると原作も後半は大失速するらしいので、映画版は違う真相にしたって良かったんだろうけど監督はこれがデビュー作、途中でこれはダダ下がるぞ、と読めなかったのかもしれない


まあ、後編はテーマが別になった。
法廷ミステリーになった途端に失速したってことは事件の真相が練り込み不足だったってことだと思う
全体的に急拵えなのが大きく裏目に出た


このシーンは一体観る人にどういう感情になってもらいたいんだろう?って首を傾げることも多かった

あと、細かいことだけど
一番いいセリフのとき、カメラが俳優の顔のすぐ近くまで寄ってさらに右から左へ回り込むのとかそろそろ辞めてほしい
俳優さんの目線がカメラを避けてギョロっと動くのが分かって興醒めなんですよね

テーマが別になったら演出の雑なところが際立つ駄作でした





posted by となーす at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本映画(おすすめしない) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソロモンの偽証 前編


面白い
テーマがいいから面白い映画、というやつだ
『桐島部活やめる』がヒットした後に似た感じの映画を製作する、となったときにこの小説を探してきた人が偉い笑

映画の途中、主人公のセリフで
目の前で同級生が死んだのに、自分たちは宙ぶらりんのま
ま、ほったかされた、というのがある

いま、国会前でデモやってる人たちにバッチリ重なる映画から外に飛び出す力を持ったセリフだ

いま、これを書いているのは前編を観終わった後だが
伝え聞くところによると後編の評価はあまり芳しくない笑
だが前編観終わった後の高揚感は「赤ひげ」に匹敵するか、それを凌ぐ。

この映画、前後編に分けて公開したことがかえって大きな効果をあげていたのではないだろうか

時代の転換期を象徴する日本映画として後年振り返られる作品であることは間違いない






posted by となーす at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本映画(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

ワイルドカード


脚本のウィリアムゴールドマンの名前に惹かれて観ました
ゴールドマンがいま幾つなのかよく知らないが、いやまあ上手い脚本でしたよ
登場人物も少なく話もちっさいけど、最後まで飽きさせない

主人公がオープニングのシーンでカツラの中年を馬鹿にするところがあるんだが、
当の本人ジェイソンステイタムの頭もひとのこと言えねえだろ、ていう
ちょっと捻った場面でガッツリ心を掴まれた

主人公は素手で拳銃を持ったマフィアと五分以上に戦える元特殊部隊員なのだが、このキャラクターから予想される展開を微妙に外しながら興味を引っ張っていく手際が素晴らしく、
結論として実に見応えのある、アメリカ人評になっている、物語として楽しませつつ、同時にメタな視点も観客に持たせるという名人芸。
まあ詳しく書かないけどやっぱり凄えやつは凄えって思わせてくれました。


posted by となーす at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ映画(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

幸福の黄色いハンカチ


別に何きっかけでもないのだが
何気なくyoutubeで見始めたら結局最後まで観てしまった
前半は武田鉄矢のゲスっぷりが大いに映画を盛り上げ、
そして後半は高倉健の誠実な芝居に目が離せなくなる

これがたぶん4、5回目くらいなんだろうけどやっぱり最後は号泣させられた。

この徹底的に観客目線に合わせた娯楽映画っぷりはまことに素晴らしい。

普段働いていてたまに映画を観に行く客の生理をよく分かってないとこういう映画は出来ない

つい先日、TSUTAYAでDVDを5本借りて最初の数分観ただけで辞めたのを返しに行くと返却日を間違えてて1,600円も延長料金を払ったあとだけに、この貴重さが余計身に染みるわ

高倉健という俳優はやはり誠実だ。山田洋次と同じく、遠くにいる観客に届くように演じている。
絶品でした。


posted by となーす at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 山田洋次作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近のコメント