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2016年10月24日

Zアイランド

netflixで観ました
明け方からぼんやり見始めたのに、結果、最後まで観るのをやめられなかった笑

いやいや、おもしろかったすよ
『アイアムアヒーロー』の100倍はおもしろかったす

これだからネットの感想は当てになんねー笑

ここからネタバレありまくり。

ラストがいい。
漁船から大音量で流れてくる湘南の風の曲に向かってゾンビが海に飛び込む
これ、最高に皮肉が決まってんじゃん笑
『ショーンオブザデッド』以来の会心のオチじゃないすか笑

ゾンビ映画が意外なことに品川のパーソナリティと相性がバッチリで実に味わい深い一作になっていた。
芸能人生において、完全に息の根が止まったかと思われたタレントに復活されて寝首をかかれる、とか、モブに襲いかかられる、とか、ゾンビ映画にたとえられるような思いをしたのかもしれない、そういう実感が薄ーく乗っている。

確かに出来の悪いコントまがいのシーンはある。
なかでも、あの、悪評高い、電話のシーンなどはネットでの評判通りのひどさで、観ているこちらの方が恥ずかしくなってくるほどだが、
しかし、特筆すべきは、俳優たちの楽しげな演技で、品川ヒロシは俳優たちになにをやらせると輝くか、研究しているのがよくわかる。
こういう映画監督は俳優から愛されるものだ。
毎シーン毎シーンいちいち細かいセリフギャグが入るのもノイズっちゃーノイズだが、俳優たちと品川のじゃれ合いだと割り切って観ればいいだろ。



“ゾンビ”という呼称を使うか使わないかなど、観る側からすると割りとどうでもいい話なのに、生真面目にリアリティに沿おうとして、こだわって逆に見苦しくなっている。もう一人手練れのシナリオライターがいて、リライトするなどすれば良かった。


脚本を誰かと共同で書き、もう少し叩いてから撮影に入ってくれたら、信頼に足るフィルムメーカーにこの人はなる、と思う。

鶴見辰吾の家族の顛末は、お世辞抜きに素晴らしかった。多いに泣かされましたよ。
回想シーンでの子役が実にいい表情だったし。

品川ヒロシが憧れるタランティーノには、私はいい加減愛想が尽きてるが、品川ヒロシの映画は伸び代がまだまだある。
子役の演出の上手さなど片鱗はそこここに見えているじゃないすか。

子役を前面に押し出したエンターテイメントなど手掛けたら大化けするかも。


今後は擁護派に回らせていただく。




posted by となーす at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本映画(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

君の名は

新宿バルト9で夜中の回を観てきました
携わっている人たちの思惑が結構バラバラな印象の作品で、そこが面白かった

以下ネタばれ含む

ラストは何で手のひらを見せ合わないのだろう?

キャラクターたちの芝居をつけている作家と映画全体を演出している作家と、両者の感動するポイントが違っているのでは?という思いが最後まで抜けなかった

男女の意識がすり代る、という設定。
これは少女の芝居を描く男性アニメーター自身の投影と見てとれる
聞くところによると、実際ジブリ出身の作画監督だという
そういう人の作品だからこそ、手のひらにマジックで何事かメッセージを書く、という一見ベタな演出にも、思いが乗ってこちらに迫ってくる
絵を描く人は手にいろんな記憶が宿っているのだ

見てると、男の子の主人公は大して活躍していなくて、新聞記事を読んだり、現場に足を運んだり、という“取材”レベルなのも面白い

この映画は誰もが思春期に大好きだった何かしらの記憶、について描いている、と思う、というか中盤までそういう風に思われた
だから、大好きなものの記憶がなくなりそうで涙を流して悶絶する主人公の姿に涙した、手のひらにマジックに描きかけって切なすぎる。

私にはこの場面が一番のクライマックスで残りはだいぶ長い蛇足だった

結論として、こういう、クリエイターたちが“思い”を乗せられる道具立てを揃えたストーリーだった、と言える

観る側としては、ジブリ作品で散々観せられてきたストーリーの反復で、後年相対化させられた後では、なぜあんなにヒットしたのだろう、と首を捻られる作品だと思う。
あなたとはどっかで会ったことがある、ってセリフは『千と千尋』でも聞いたし、『ハウル』でも聞いた。
だが観客はそれが好きなのである、結局。
そしてジブリ作品の少女が大好きなのである。


宮崎駿が引退した今、鈴木敏夫が言う“高そうな絵”を描く新海を駆り出して、宮崎アニメの新作を組み上げた、というザックリそういう作品だが、クリエイターたちが力を発揮するポイントを見誤らなかった。

プロデューサーの映画でした
お見事

観たばかりで支離滅裂です、すみません
後で書き直すかも、です
posted by となーす at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本映画(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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