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2017年06月17日

インターステラー

「ダークナイト」もそうだが、終わり方がこの人はあまり上手でない気がする。
メインのストーリーがオチたところでスパっと終わって欲しいところに、枝葉末節の解決のシーンを足す、というところがある。
だから鑑賞後の印象が散漫になる。

一番のヌキどころ、をいつも決めかねているのではないだろうか。


観終わったあとWikiを読むと、企画当初はスピルバーグ監督作になる予定だったみたいだが正直そっちの方が観たかった。

あとはロボットの吹き替えが山田康雄のセリフ回しだったのが面白かった。この吹き替えがなければこの映画、無駄にシリアスなので息を抜くところがない。最後まで観れなかったと思う。


2017年06月15日

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

何でしょうか、この生真面目な映画は。
一応シリーズは全て観ているので今作も、という以上の理由もなく、見始めた。
さすがにスターウォーズ特有のルックは観る者をワクワクさせる力がある。
スターウォーズらしい美術を観ているだけでしばらくは楽しめる。

しかし長すぎる戦闘シーンでだいぶ眠気を誘われるし、ドラマは古臭いし、で楽しめるのは最終的にピーターカッシングのシーンに代表されるようなファンサービスだけだった。
今作を観て改めて思ったのは、戦争映画が完全に今の時代に合っていない、ということ。
スターウォーズ7の脚本家はそれがよく分かっているので、あれは冒険活劇として作られている。今作は完全に戦争映画。
戦争映画をガッツリ見せられても、ファンタジー世界が土台なので、どういう感情で観ればいいのか、分からなくなる。

スターウォーズの4や5もそれなりに戦闘シーンが長いが、あの時代にはあんな映像は他では観れなかったからこそ成立したのであって、今作と条件が同じではない。

シリーズが再開して2本目だが、同時代感の薄い仕上がりで、なんとも先行きが不安な感じだ。

2017年06月08日

スーサイドスクワッド

アメコミ映画って本当つまんない。
これ、誰が観てるの?
子供?大人?

漫画のキャラクターを現実の俳優たちがタフぶって演じてるのを観てなにが楽しい?

出演する方は楽しかろうよ。
みんなでサバゲー気分でしょ?笑


喧嘩強い、おれ、カッコいい。
舐められたら必ずやりかえす、おれ、カッコいい。
どのシーンを観ても、同じ自己陶酔が溢れていて、観てるこっちが恥ずかしい。

開始30分くらいで鑑賞を辞めました。

今回のジョーカーは衣装の色で演じ方を決めた感じか?
あれだけキャラクターがいれば悪役ジョーカーが埋もれてしまう。衣装と髪の色をジョーカーだけパステルにしよう。
現場でメイクと衣装を着せられた俳優は鏡を見ながら役作り。
という程度だろう。それ以上の想像力を感じない。

まあ、別にジョーカーファンてわけでもないんですけどね、私。








2017年02月12日

スノーデン

オリバーストーンの映画を観るのが久しぶり。
この人の映画は大人になってからもう一回おさらいしたくなる。
主に実在の人物を描いた作品をもう一回全部見直したい、と思っていた。
「ブッシュ」とか「ニクソン」とか。

さて「スノーデン」だが、正直なところ総じて恋愛パートが多すぎて冗長な印象を持った。
ストーンの国家憎し、の反動でスノーデンが可愛くて仕方ない、みたいな映画になっている。
知らなかった情報も小出しに出てくるので恋愛以外のとこをもっと掘ってよ、とストレスが溜まった。

「市民ケーン」があまり好きでない私は、男女の痴話ゲンカを映画で3分の1以上も見せられると損した気分になる。
構造上、女のパートナーを介して観客が主人公の心の声を聴く、というのもわからんではないが、実在の人物を描くと「市民ケーン」もどきばかり、というのもどうかと思う。

映画の導入に使われてるインタビュのほうがドキュメンタリー作品になってるそうなのでそっちを観ようか





2016年09月13日

ヘイトフルエイト

配信レンタルで観ました
タイトルや70mmフィルムで撮ったなど
周辺情報からイメージしたものとだいぶ違ってた
最近の映画ファンはタランティーノ肯定派ばかりなので、ネットで評価を拾って観に行くと実物がそれに見合わないことがよくある

不信感と銃による暴力、この組み合わせがこの映画の核心で、そこにヘイトフル〜なんてタイトルをつけたことが功績と呼ぶべきタランティーノの今回の仕事で
中身のドラマについては相変わらずのB級映画のノリで誤魔化された感が否めない

だいぶ前からタランティーノの映画には緊張感がなく、今回も一気に観ることが出来ず4回くらいに分けてようやく見終わった

トゥルーロマンスの中に出てくる、ウォーケンとホッパーの名シーンもどきが近年のタランティーノ作に頻繁に出てくるが、あれを超えるシーンには巡り会えないだろうと今回で分かってしまった
例えば、ブルースダーンを怒らせるためにサミュエルLジャクソンが披露するエピソードトークなど、酷いもんだった笑
タランティーノは本当にこういうのが下手になった
下衆なだけで笑えない。
自称タランティーノ・ファンの皆さんはこの下衆いシーンも、最高だ!ヒャッハー
なのだろうか?笑

まあ、いずれにせよ、不信感と銃による暴力がアメリカ映画をこれまでずっと彩ってきたことに思いを至らされた。まあ、そういうことがテーマなら、この映画のメッセージには共感できる。
この手の映画はもういい。
雪山の小屋に永遠に封印されるべきだ


2016年06月29日

グリーンインフェルノ

結構、期待して観たのだがそれが良くなかった笑

以下ネタバレ含む



簡単に言うと、撮影現場の和気あいあいした空気が映画にバッチリ反映されていて、怖くないんである笑
原住民に言葉が通じない怖さが全然ない。
だから良いのだ、と言う人もいるんだろうけど、でも一応はみんなで力合わせて観客を怖がらせましょうよ、て思う

映画全体をポップにしないと真面目に告発映画みたいな受け取られ方をしかねない、という予防線を張っているのかもしれないけど
これの一個前の作品『アフターショック』が、話が通じない感で怖さ満点だったのと比べると、だいぶあっけらかんとしている




2016年04月03日

複製された男

ジェイクギレンホールでもう一本

ナイトクローラーと全然違う芝居で普通なキャラクターだった

ま、それはいいんだが
この映画もなんだかハッタリばっかりの芸術映画風娯楽映画でがっかりだった

アルファビル風の撮影とか銀残しとかいろいろやって思わせぶるが
結局最後はエロ

前半で出てくるベッドシーンでは見えそで見えない
後半で同じようなベッドシーンがあり、そこではバストをはっきり見せる

観客の皆さんへのご褒美か!笑

そんなもんじゃシコらねえよ










2016年01月18日

イットフォローズ

主演女優の顔が誰かに似てるなー、と思って観ていると、
内容も込みで、あー、これはあっちゃんだ、と
前田敦子のイメージにぴったりな映画ですね、これ

他者の内面の風景を知りたい、自分のことを分かってもらいたい
そういう若年層特有の衝動をホラーにした作品で好感は持てるが、割とこの手のテーマは日本のアニメに膨大な数あるんではないだろうか

だから物語が難解ということは全然ない

逆に馴染みのテーマであるからこそ展開の仕方に食い足りなさを感じる人も少なくないと思う

主人公の冴えない幼馴染の彼がもうちょっと悶えるべきなんですよね

こういう不満があると、いかに撮影がきれいだろうと音楽が凝っていようと物語の腰骨の弱さを誤魔化してるだけのように見えてくる
低予算を低予算のままで最後まで興味を引っ張るというのは確かに大変な労力なんだろうが、無駄なシーンも多いと思った


でもまあ、ホラーというジャンルで低予算で実績を上げた、というのは単純に売り文句として効果的なんだな、と
伝説を観にわざわざ観に行かされたわけだから




2015年11月27日

モンスター

シャーリーズセロンと言えば
『ヤング≒アダルト』も好きだし近年では『マッドマックス』の主演女優っぷりも素晴らしかった
なので彼女の代表作『モンスター』を今回初めて観ることに


以下感想
正直言って主人公2人の最初の出会いのシーンから、この映画ダメ臭い雰囲気がしていた。

2人が初対面で惹かれ合うシーンが映画の最初の辺りに置かれているのだが、これがどうも凡庸で、つかみに失敗していると思う

セロンの芝居も、ひとことで言えばモノマネというべきパフォーマンスで、普通の喋りの中に顔をぐいっと後ろに反らす仕草(モデルの女性がよくやっていたのだと思う)を挟んでくるのが割と目障り

感情表現よりモノマネ優先のお芝居で、興を削がれるのである

私はアメリカ映画の、恋人同志がキャンキャン叫びあって名演技、という映画が本当に苦手で
例えば『レイジングブル』なんて退屈極まる、くだらない駄作と断じているのだが

なぜかハリウッドはこういうレイジングぶった映画に高い評価をしてしまう、『ブギーナイツ』とか。

な、わけで
この映画、最後まで観てません





2015年11月24日

インベーション



最近、アイデアぶっちぎり、低予算、な映画に興味があり、
同じ原作で何度も映画化されている今作を

先週は、ジョンカーペンターの『要塞警察』を観たんですが
あれは単純な物語を音楽で引っ張っていく作品で、好きな人はあの力技な感じが好きなんだろうな、と思わせるものがありました

何度も映画化される『盗まれた街』は町山智浩さんによると、作られる度にテーマが変わる。ドンシーゲルによる一作目は当時吹き荒れていた赤狩り旋風におののく世情を上手く反映していたそうなのですが
私はこれを大学生時代に観て面白さがあまりわからなかった
2作目のフィリップカウフマン版は『ライトスタッフ』にハマりまくってた時期に観て、これは面白く見たんですね
というのは大オチがキマっている作品で
世情がどうの、とか分からなくても面白い仕掛けもちゃんとあった
たぶんその時点でも伝説化してたシーゲル版を意識して、新味を出そうとした結果だと思います

今作『インベーション』にはこういう娯楽映画としての新アイデアがなく、人類と世界とか俯瞰しすぎのテーマを『盗まれた街』に乗っけた感じなんですね

だからたぶん評価は低くなるんですが
映画として普通に観てて自然にドキドキしてしまった時間というのはちゃんとあって

それはやはり、中盤以降の、さや人間に支配された街を無表情で歩くサスペンスのところで
『盗まれた街』の一番面白いとこはやはりここなんだな、と

『インベーション』と『SFボディスナッチャー』の間にはもう1作あるのでそれを見ようと思ってます







2015年09月22日

ジュピター

ウォシャウスキー姉弟の映画は
スピリチュアル色が強い。

今全世界的に空前のスピリチュアルブームなのだが、映画にそれが反映している例が少ない中、この姉弟の映画だけが常にスピリチュアルブームに目配せした映画を送り出し続けている。

実は設定とか世界観に面白そうなアイディアが散見されるのに、映像としては近年のハリウッド映画でよく見かけるSFの域を出ていない残念な作品になってしまっていた。

宇宙で一番価値のある資源は
時間だ

とか、もっと掘り下げて欲しかった

アクションシーンが多すぎるんだよな、それもほとんど新味にかける。

宇宙人の一番下っ端がグレイとかすげえ面白いのに笑

この姉弟の次作はTVシリーズで観たいな笑


2015年03月24日

エンジェルウォーズ



この人の映画はいつもそうなんだがオープニングで引き込まれる
画面の力だけで興味を惹きつける
「ウォッチメン」とかすごいもんね

「ウォッチメン」は途中で飽きてDVD観るのをやめちゃった私だが
この映画は最後まで観れた



こりゃーいくらでもメチャクチャな場面が作れる設定だわ笑
少女たちのビジュアルがもうひとランク上だったらもっと楽しめただろう

この映画の唯一の見所は少女たちの指南役で登場するスコット・グレンただひとり。

この役は有名俳優ならだれがやったって成り立つ類の役だが
スコット・グレンがスコット・グレンのイメージそのままで登場してくれていることが観客にとってのプレゼントで、彼の声、セリフ回しにただただ癒された。

オチの場面で再登場はベタ過ぎてガッカリだったが笑

以上でーす



2015年03月21日

猿の惑星:新世紀 ライジング





結構評判がいいので期待してみたのだが

だいぶ気持ちの悪い映画だった(笑)

猿の惑星をヒーロー映画に仕立てるなんて
なんというセンスの悪さだろう

猿の主人公を人間の二枚目風に造形してシリアスな芝居をさせればさせるほど
興ざめが加速する
作り手の“憧れのリーダー論”が猿の顔に乗っかりすぎて気持ち悪いのだ



前作ジェネシスまではまあ許容範囲だったが
これではオリジナルの猿の惑星とは似ても似つかない別物

もっと猿は楽しい見た目であってほしい
ロディマクドォールはそういう意味で抜群の顔だったんだなー、と


たぶん次作は見ないと思う
(笑)

2014年09月15日

悪の法則



都市伝説なのか、それとも実際にそんなもの観て喜ぶ人間が実在するのかよくわからないけど昔からある「スナッフ」

ブラットピット演じる裏社会の案内人が主人公と観客を怖がらせるために「スナッフ」の話をする

でも観ていて
「スナッフ」はもう古典的都市伝説の部類に入るんじゃないかな、とふと思ってしまった

作品の内容からして、「スナッフ」以外の、もっと現代を思わせる怖い話の方が良かったんじゃないのかなー

ジョニーデップの初監督作で「ブレイブ」というのがあって、スナッフをモチーフにしていたけれども、あれの原作が強烈な悪意を放っていたのを読んだ身としたら、この引用はあまり怖くない

こういう抽象度の高い作品だからこそ、そんなちょっとしたピントはずれが気になってしまう

2014年01月11日

インシディアス第2章

ジェームス・ワン大好きな私でも
まあ、今回はお世辞にも良作とは言えない
クライマックスあたりになると、
視点が3つに分かれて
それぞれが激しく同時進行で動き回るので話を見失うことこの上ない。

ただ
もともと難しい話を扱う人ではないうえ、着地点も大体わかるので絶対的な安心感とともに観続けられる。

しかしこの絶対的な安心感がゆえの欠陥が生じてしまっているのが今作。
ネタを途中で割らせてしまっちゃうのである。

この映画の序盤において
"妻が夫を信用できなくなる”という
結構よくある展開を見せるが
ワンの映画のファンの私にはワンがこの夫婦の関係を壊すわけがない、と分かってしまうのだ。

そう言う意味で、脚本の練り込み不足の感は否めない

基本的に
ジェームズワンと言う人は
『ソウ』と、その後のフィルムモグラフィ
で自分の創作の態度をはっきり示していて、実にさわやかな人だ。

家族と、家族の中で起きる出来事
出来事によって家族に対する見方が変わる、
すなわち出来事とは天からの贈り物(ギフト)である。
ホームドラマ至上主義の人なのだ。
これを幽霊屋敷と組み合わせて(だれも傷つけない作品として)世界市場向けに発信する、ということ。

今、『ソウ』を見直すと
どこが食い足らなかったのか結構ハッキリ分かる
ラストで主人公が選ぶAかBか(ネタバレ予防)
これがあんまり説得力がないのである。
たぶん完成したあと本人が気づいたのだろうと、思う。
以降この人の作品は、『ソウ』のラストのやりなおし、といってもいいのである

まあ、ここまで筆を進めてみてなんとなく思ったのだが、
シリ一ズ物になっちゃったから、という点が問題だったのかも、
『ソウ』も1作目で降りたわけだから
続編というのが、そもそもこの人にとって初めてである
上手く調理し損なっているのはそう言うふうに説明されるのかな、と言う感じか、

好きな監督なので、甘アマな評価ですが、
どうもすんません

あと、ローズ・バーンが本当に美しい。
この人が観れるだけでしあわせな気分になれる
このシリーズはこの一点だけでも続く価値あり


2013年12月27日

クロニクル


評判がいいので
2013年中に観ようと駆け込みで観ました

SFXを使った観た目の技術進歩と
超能力の食い合わせが良かった

というくらいの感想しかない

正直言って
いじめられっ子が超能力を得て…
と言う題材にしては主人公の内面に踏み込んでいく方の手際はイマイチで
最後の破壊の場面は「キャリー」のようなヒリヒリした自意識を感じず
こういうモチーフならこんなクライマックス、的な想像力しか感じられない

やりようによっては幕引きを
主人公に罪を背負わせてそれを少年の成長に結びつけるとかにしたほうが作品に深みが出たのではないか?

主人公の少年も顔の歪んだイケメンなだけで華を感じない

惜しい、というか全体として残念な映画でした。たぶん拙速なのだろう、と思う。




2012年05月04日

ドライヴ

カンヌで監督賞を取ったそうですが
「ドライヴ」観ました

最初の10分がyoutubeで公開されています
この最初の10分が素晴らしい!


観たくなった人はこの後は読まないでね黒ハート

この10分は素晴らしい出来で
「おおっ、久しぶりに男子のハートを熱くしやがる犯罪映画やないか!」
と素直にワクワクしたのですが

お話が進むにつれだんだんと凡庸になって来ます

このクールな主人公が同じマンションに住む美しい女性(子持ち)と出会い、心を通わせていく
のですが
その紳士的な振る舞い、謙虚な感じがとても素敵なのです

このクールな犯罪者のことをもっと知りたい、と思わせる
実に良い話運びなのです

このまま行くと相当好きな映画になったと思うのですが

後半が暴力のオンパレード
構成として前半と後半とでメリハリをつけたって感じなんでしょうが
この、オープニングのクールさとはかけ離れた乱暴な風呂敷の包み方で
だいぶがっかりしました

「女性」への“思い”が主人公を“変えた”との解釈を取ればよいのかもしれません

しかし私はこの後半部分のおかげでこの主人公は今のアメリカが生んだニューヒーローになり損ねた、と観ました

アメリカ映画の主人公というのは現代のアメリカ人の心の在り方を反映している、とおもうんですよね
明らかに「車」を運転することに格別な“思い”がある
筋肉を誇示する時と同じような自己表現の一つ、みたいな
このオープニングはそういう意味でアメリカ人のハートをグイッと掴んだのだと思う
極めてアメリカンなヒーローの登場なんですよ

でも肝心な本編の問題の解決方法があまりに感情的過ぎ、エキセントリックなのです

結構、昔からアメリカ映画の主人公というのは
自己評価が低いと、破滅的な行動を取りやすいんですがたぶんその反映だろうな、という気がしたんですが


そういう自己評価の低い時代の男性ヒーローを描かせたら天下一品というべき「ゲッタウェイ」や「48時間」のウォルターヒルにもそういえば「ザ・ドライバー」という映画がありました。(たしか監督デビュー作だったような)あれも「逃がし屋」の話でしたが、よく内容を思い出せません。(笑)


まーとにかくまとめると
上の動画で始まる映画の主人公が
今のアメリカで生まれた“特別な”ヒーローとして完璧に成立していたらどんなに素敵だったか!
ということです




ラベル:ドライヴ

2012年01月20日

レスラー

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はい、そう言うわけで、『レスラー』も観ました。
結論から言うと
「そんなにいいですかね?これ」
です。

ヒロインのストリッパー役のマリサ・トメイだけが光っていて、
ドラマの方はもうひとつ、ミッキー・ロークだってそんなに良くはなかった。

プロレスとストリップを並列にしてはいけません。
あのラストでは、レスラーもあほだが、熱狂する観客もあほ、に見える。
純粋なプロレスファンはこの映画をきっと好きではないだろう。
“ストリップとプロレスは全然ちげえよ”と。

『リングの外の方がおれにとっては過酷だ』との“決め”のセリフも
酔っぱらって娘との約束をすっぽかしたあと、なんだから、
そりゃ、お前があほなんだよ、というしかないだろ、それをリングの外のせいにするな。
て感じ。

前半の年老いたレスラーの孤独な生活を捉える手持ち力メラの味わいは確かに捨てがたいものがある。
しかし、肝心のドラマの方は意外なことに完全に二流の仕事で、練り込みが明らかに足らない。
『ブラック・スワン』といい、これといい、
ダーレンは巷の評価が高すぎるが、
2作に共通して思うのは、
登場人物に対して薄情なところがある。ということで、
たとえば、この『レスラー』で言えば、
ラスト近くで、こんなシーンがある。
車で会場まで飛んできたやさしい彼女の姿をミッキーが一番の見せ場で場内を見わたしたときにはもう彼女はいない。

そんなに簡単に彼女はミッキーに失望したのか。

これじゃあ、ここまで魅力的なキャラクターを演じてきたマリサ・トメイもミッキーも両方とも輝かない。
「現実なんてそんなもんさ」
どうしてもそのように観客に思わせたかったのだろうか?単に薄情なだけに見える。

そういう人だから
ミッキー演じる主人公やその他のレスラーたちの『プロレス』に対する“愛情”の方がもうひとつ描ききれない。
この映画を見ても『プロレス』が観たいなーとはならない。
だから純粋に『プロレス』が大好きな人はこの映画は好きじゃないだろう、と思うのだ。

個人的に気になったのは
パンをスライスする機械でミッキーが指を切っちゃうところ
なんかあそこが象徴的なんですけど、
「物語で主人公を追いつめ切れてねえけど、指を切っちゃえば、なんか痛くて主人公に動きが出るぜ」的なんですよ
ブラック・スワンの“写真”のシークエンスと似た傲慢な話運び?とでもいいますか

ダーレンはもう積極的には観ようとおもわないかなー、今後。







ラベル:レスラー

2011年11月19日

ブラックスワン


ダーレン・アロノフスキーですね。『レスラー』で、評価を上げまくった。
私はこの人の映画を初めて観たんですけど、
本当は『レスラー』の方を先に観たかった、というのと
これの前にみたのが『さや侍』というのと、
お話がそっくりと言われている『パーフェクト・ブルー』をついこの前、観ちゃってた、というのがありまして、
正直、それほど面白い映画とは思えなかったんですね。
比較するのもなんですけど、『さや侍』の「人間を描く」ことへの誠実さを見せられたあとだと、この映画の人物描写は、なんと不真面目で、下世話なこと!と思ってしまうんですよね。

ある人が成長したり、ひと皮むけるっていうことを、真正面からでなく、ただ単にムチャクチャ斜めから見まくってるだけなんですよね、この映画。
結局、彼女が劇中で経験するのは、
お母さんとケンカして、お酒飲んで、バーで知り合った知らない男とチュウして、バレエ仲間とレズビアンプレイをして、くらいのこと。
え?、ひと皮むけるにしちゃずいぶん大人しいじゃねえか?
て気がするのです。
これらの出来事の間に幻覚が出てきたり、ホラー映画ばりに血が出てきたりして
なんとなく当人にとっては“深刻なこと″であることを説明してくれるのだけれども、
やればやるほど、なーんか“不真面目”で“的を”外してはないけど、“射てもいない”んですよね。
部屋の壁に貼った自分の写真が一斉に笑うシーンは『パーフェクト・ブルー』のまるパクりですけど、あれは主人公の女の子がアイドルだったからこそ、の表現なのであって、この映画の主人公にあのシークエンスは衝撃的でもなんでもない。

(笑)
なるべく悪口を書きたくないので
好きな映画の記事以外はあまり書きたくないんですけど、
最近の映画批評ってどうなの?
って、つい思ってしまったので。

私は『ブラックスワン』なんぞより、はるかに『さや侍』の方が映画として価値が高く、大人と小学生くらいの力量の差がある、と思ってるんですけど、世間的にはどうも逆みたいなんですよね
だから、『ブラックスワン』自体には特に書きたいことなんかないのにこうして記事をかいちゃってるんですよね。

今後はちゃんと好きな映画、語りたくなるような映画の記事だけうpするようにします。








2011年09月15日

ヤギと男と男と壁と


ハリウッド版『大物俳優勢揃い映画』ですか。

内容と言うか、面白くなりそうないい題材なのに上手く料理できずに終わった感じです。

たぶん原作のノンフィクションは面白いんでしょう。
しかし原作のキャラクターを有名俳優で巧く割り振ったところで仕事を終えた感じ。



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